管理人は、SBI証券のNISA口座で株式を保有しています。
今回、購入してから5年間が経ち、売却するかロールオーバーするかの判断になりましたが、含み損を抱えている株式でロールオーバーの手続きを行いましたので、やり方をご紹介します。
ロールオーバーとは
NISAで購入した株式・投資信託等は、売却益、配当金・分配金等が5年間非課税となっています。
5年間と考えると、例えば、2015年にNISA口座で購入した株式・投資信託は、2019年12月末に5年間の非課税期間が満了となります。
通常ですと、NISA口座の株式を売却するか、特定口座に払い出したりするのですが、翌年分のNISAの購入枠に移管(ロールオーバー)することで、引き続き5年間非課税で保有することができます。
今回管理人は、損失している1銘柄をロールオーバーして、利益が出ている銘柄を売却する予定です。
NISA口座の場合、損失している銘柄は他の銘柄と損益通算することも出来ないので、利益が出るまでもう5年間ロールオーバーします。
幸いなことに、配当+株主優待の総合利回りが高い銘柄なので、持ち続けていても良いかなと思える銘柄です。
この場合、ロールオーバーする銘柄の年末の時価評価分が、来年のNISA枠(120万円)から差し引かれます。
丁度、下の画像のようなイメージです。
120万円のNISA投資枠からロールオーバーした80万円分が引かれて、残りが40万円になっています。
続きまして、実際にSBI証券でロールオーバーの手続きをしましたので、やり方をご紹介します。
WEBでのロールオーバーのやり方
ロールオーバーの方法ですが、SBI証券への書類の送付は要らず、WEB上でロールオーバーの手続きを完了させることが出来ます。
郵送が要らないというのは本当に便利です。
昨年は郵送の手続きが必要だったので、面倒でした。
注意点は、2019年12月8日(日)までに手続きを行う必要があるということです。
意外と締め切りが早いので、期限だけは気を付けた方が良いです。
ロールオーバーは、以下の2ステップで簡単に行うことが出来ます。
- 手順1銘柄選定ロールオーバーの銘柄を選ぶ
- 手順2本人確認本人確認書類をアップロードする
以上で手続きが完了します。
それぞれ、やり方をご紹介します。
①ロールオーバーの銘柄を選ぶ
SBI証券のサイトにログインした後、以下のボタンをクリックしていきます。
- 口座管理
- 口座(NISA)
- ロールオーバー
- ロールオーバー/課税払出し銘柄設定へ
すると、留意事項のページが出てきます。
「同意する」にチェックを入れて、「設定へ進む」をクリックします。
ロールオーバー可能な対象銘柄が出てきます。
下の赤枠部分で、移管先を選びます。
- NISA預かり
- 特定預かり
- 一般預かり
ロールオーバーする銘柄は、「NISA預かり」を選択します。
選択したら、画像下の「お手続き方法の選択・設定内容の確認へ」をクリックします。
管理人の場合は、損している1銘柄をロールオーバーして、利益が出ている銘柄を特定口座に移管します。利益が出ている銘柄は売却予定です。
次に確認画面が表示されるので、移管先に間違いがないか確認します。
間違いなければ、「WEB完結申し込み」を選んで、「この内容で申し込む」をクリックします。
以上で、銘柄選定の手続きは完了です。
続いて、本人確認書類をアップロードします。
②本人確認書類をアップロード
①で「この内容で申し込む」をクリックした後、下の画面が出てきますので、「本人確認書類をアップロードする」をクリックします。
本人確認書類は、以下の3種類が認められています。
- マイナンバーカード(おもて面)※マイナンバー記載面は不要、通知カード不可
- 運転免許証(おもて面・うら面)
- 健康保険証(おもて面・うら面)※社会保険証の場合、うら面に住所の記載が必要
管理人の場合、運転免許証の登録を行います。
事前に撮っておいた運転免許証の画像を、アップロードします。
取引パスワードを入力して、「申込内容の確認へ」をクリックします。
すると、移管依頼書の確認画面に行きますので、間違いがなければ「申し込みを確定する」をクリックします。
すると、申し込み完了画面に遷移します。
以上で手続きは完了です。
ロールオーバーの手続きも、WEB上で完結するので大分楽になりました。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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