平和の株主優待をご紹介します。
平和は、パチンコ・パチスロ機の大手です。
パチンコ以外の収益に力を入れており、参加にゴルフ場大手のPGMを保有しています。
現在の売上ベースでも、
- 遊技機:52%
- ゴルフ:42%
となっております。
会社HPでも、「遊技機メーカーから総合レジャー企業へ」と記載しています。
遊技機事業、ゴルフ事業を両輪とする総合レジャー企業を目指し、さらなる収益基盤の強化、企業価値の向上を図ってまいります。
それでは、平和の株主優待をご紹介いたします。
1.株主優待の内容
平和の株主優待は、年2回、3月と9月末に100株以上保有していることで貰うことが出来ます。
①株主優待の金額
株主優待の内容は、自社グループゴルフ場(PGM)で使える株主優待割引券3,500円です。
・株主優待金額
下の表は、保有株数毎の株主優待割引券の金額になります。
100株増えるごとに、合計14,000円の株主優待が増えていきます。
・株主優待利回り
下の表は、投資金額に対する株主優待金額の利回りです。
※株価は2018年1月12日終値
株主優待だけでも、結構な高利回りとなっています。
ゴルフ好きな方にとっては、相当良いのではないでしょうか。
通常、100株が一番高利回りになる企業が多い中、平和は400株まで均等に株主優待を増やしている貴重な企業です。
②株主優待の内容
株主優待の割引対象は「グリーンフィ・諸経費・カートフィ及びこれらにかかる消費税」
利用可能日は、以下の日程になります。
- 平日
- 1月、2月、7月、8月の土日祝日
利用可能なゴルフ場は、全国130か所以上になります。
株主優待は1回の来場で複数枚利用可能になっているので、自分のプレーフィーを株主優待で支払うことが出来、ほぼ無料でゴルフが出来ます。
※ただし、ゴルフ場利用税・飲食代には使えません。
株主優待の裏面に
本券は、株主ご本人様以外の方もご利用いただけます
と記載されていますので、夫婦や友人と行ったときにも自分以外の会計で株主優待を使うことが出来ます。
ただし、1枚の株主優待を複数名の名義で使うことができないと書いてあります。
プレーフィーが1人8,500円だった時、株主優待3枚(10,500円分)を支払って2,000円余りが出ますが、その分を他の人のプレーフィーの会計に使えないということだと思います。
こちらは、株主優待の裏面の注意書きになります。
2.平和の株価情報
※2018年1月12日の終値を使用
配当利回りは高いですが、利益以上に配当が出ている状況です。
昨年までは、1株利益は200円以上でしたが、今年度予想は44.70円と急落しています。
平和の売上等を見ていきます。
今期予想で、急落していますね。
今期の営業利益の下げ方は特にひどいです。
事業別で要員を見ていきます。
まずは、ゴルフ事業です。
ゴルフ事業は、売上・営業利益とも前年比で増加しています。
続いて、遊技機事業を見ます。
遊技機事業の売り上げが大きく減少し、営業赤字になっています。
2018年2月1日に、パチンコ・スロットに新たに規制が入ることにより、パチンコホールの遊技機需要が低迷したことが要因です。
四季報によると、パチンコ年販11・5万台(前期19・2万台)、パチスロ1・7万台(同8万台)と想定超の低迷をしているとのことです。
3.総合利回り
株主優待と配当利回りを足した総合利回りです。
総合利回り10.45%は相当な魅力ですね。
ゴルフをされる方にとっては、相当高利回りですね。
ただ、足元業績が悪化しているので、どこまで優待と配当が現状を維持できるか心配です。
ゴルフをしない方にとっては、株主優待は売却の対象になると思いますが、ヤフオクでは、株主優待3,500円が、2,500円程度で取引されています。
以上、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
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