ビックカメラから株主優待が届きましたので、ご紹介します。
1.株主優待について
①株主優待の内容
ビックカメラの株主優待は、ビックカメラで使える1枚=1,000円の優待券になります。
例えばですが、1,000円の商品であれば、この株主優待1枚で買うことが出来ます。
ビックカメラであれば、電化製品だけでなく、おもちゃ等も販売していますので、非常に使い勝手が良いですね。
この株主優待の魅力は、現金を使わないで、株主優待券のみで買い物ができる点です。
というのも、上新電機、ヤマダ電機、コジマ等、他の大手電化製品販売店の株主優待は、2,000円ごとに200円割引等、10%割引みたいな株主優待が大半です。
そんな中、株主優待券のみで買い物できるビックカメラは非常に使い勝手が良いですね。
優待券が使える場所
この株主優待券は、ビックカメラの他、コジマやソフマップでも使うことが出来ます。
※下の画像は、株主優待の裏面です。
我が家からは、ビックカメラよりコジマの方が近いので、コジマで株主優待券を使っています。
前回は、象印のホットプレートを株主優待券で頂きました。
今回は、子どものクリスマスプレゼントに使おうと思っています。
近くに上記店舗がないという方は、ビックカメラのネットショッピングでも使えることが出来ますよ。
ネットで通常通り購入した後、ビックカメラに株主優待券を送付することで現金が返ってきます。
詳しい手続きは、ビックカメラHPをご覧ください。
②株主優待の金額
ビックカメラは、8月決算銘柄です。
株主優待は、8月と2月の年2回貰うことが出来ます。
下の表は、株数に応じて、株主優待を8月・2月・合計でいくら貰えるかを表しています。
・株主優待金額
株数 | 株主優待 | 合計 | |
8月 | 2月 | ||
100株 | ¥1,000 | ¥2,000 | ¥3,000 |
500株 | ¥2,000 | ¥3,000 | ¥5,000 |
1,000株 | ¥5,000 | ¥5,000 | ¥10,000 |
10,000株 | ¥25,000 | ¥25,000 | ¥50,000 |
100株保有でも3,000円貰えますので、ビックカメラでちょっとした物を買うことが出来ますね。
また、ビックカメラは長期保有の株主を優遇しておりますので、その場合金額が変わってきます。
長期保有株主は、保有期間に応じて最大2,000円の株主優待券を+αで貰うことが出来ます。
下の画像は長期保有した場合に貰える株主優待券です。
一番上の名称が「長期保有株主様お買い物優待券」となっています。
・長期保有(1年以上、2年未満)の場合(1,000円プラスされます)
株数 | 株主優待 | 合計 | ||
8月 | 2月 | 長期 | ||
100株 | ¥1,000 | ¥2,000 | ¥1,000 | ¥4,000 |
500株 | ¥2,000 | ¥3,000 | ¥1,000 | ¥6,000 |
1,000株 | ¥5,000 | ¥5,000 | ¥1,000 | ¥11,000 |
10,000株 | ¥25,000 | ¥25,000 | ¥1,000 | ¥51,000 |
・長期保有(2年以上)の場合(2,000円プラスされます)
株数 | 株主優待 | 合計 | ||
8月 | 2月 | 長期 | ||
100株 | ¥1,000 | ¥2,000 | ¥2,000 | ¥5,000 |
500株 | ¥2,000 | ¥3,000 | ¥2,000 | ¥7,000 |
1,000株 | ¥5,000 | ¥5,000 | ¥2,000 | ¥12,000 |
10,000株 | ¥25,000 | ¥25,000 | ¥2,000 | ¥52,000 |
2.総合利回り(株主優待+配当)
株式を保有していれば、株主優待の他に配当も受け取ることが出来ます。
そのため、株式を評価する場合、株主優待だけでなく、配当でいくら貰えるかも考える必要があります。
下の表は、ビックカメラの株式を保有していた場合に、株主優待と配当でいくら貰うことが出来て、投資金額に対して何%の利回りがあるかを表にしています。
・通常(長期保有者以外)
株数 | 投資金額 | 株主優待 | 配当 | 総合 利回り |
100株 | ¥148,200 | ¥3,000 | ¥1,200 | 2.0% |
500株 | ¥741,000 | ¥5,000 | ¥6,000 | 0.7% |
1,000株 | ¥1,482,000 | ¥10,000 | ¥12,000 | 0.7% |
10,000株 | ¥14,820,000 | ¥50,000 | ¥120,000 | 0.3% |
・長期保有(1年以上、2年未満)の場合
株数 | 投資金額 | 株主優待 | 配当 | 総合 利回り |
100株 | ¥148,200 | ¥4,000 | ¥1,200 | 2.7% |
500株 | ¥741,000 | ¥6,000 | ¥6,000 | 0.8% |
1,000株 | ¥1,482,000 | ¥11,000 | ¥12,000 | 0.7% |
10,000株 | ¥14,820,000 | ¥51,000 | ¥120,000 | 0.3% |
・長期保有(2年以上)の場合
株数 | 投資金額 | 株主優待 | 配当 | 総合 利回り |
100株 | ¥148,200 | ¥5,000 | ¥1,200 | 3.4% |
500株 | ¥741,000 | ¥7,000 | ¥6,000 | 0.9% |
1,000株 | ¥1,482,000 | ¥12,000 | ¥12,000 | 0.8% |
10,000株 | ¥14,820,000 | ¥52,000 | ¥120,000 | 0.4% |
100株を保有した場合が、一番総合利回りが高くなりますね。
2.株価情報
※2017年12月6日現在
配当利回りが結構低いですね。
配当性向が低いため、利益をあまり配当に回していませんね。
16年8月期は増配していますが、18年8月期までは、12円が続く予定です。
直近右肩上がりで株価が上がって来ましたが、まだPER18倍程度なんですね。
3.優待クロスの取得コスト
①今回もらった金額
今回は、妻と私で、12,000円分の株主優待を頂きました。
内訳は以下の通りです。
私は、100株だけ長期保有しているので、2,000円多く貰うことが出来ています。
②優待クロス及び利益
長期保有の株主優待分を除いて利益計算しています。
ちなみに、私は楽天証券で優待クロスをしており、
妻は、SBI証券で通常クロスをしています。
手数料費用を除いても、それぞれ3,000円以上得をしています。
合計、6,456円です。
こう見ると、、楽天証券よりSBI証券の通常クロスの方が手数料が安いですね。
優待クロスのやり方にご興味ある方は、SBI証券のHPで掲載されていますので、ご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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