2012年の話になりますが、転職して3カ月で住宅ローンに申し込みましたので、ご紹介します。
1.マンションを購入しようと思ったいきさつ
転職前の会社では、賃貸マンションに住んでいましたが、住宅補助が毎月9万円出ていました。
そのため、自己負担6万円程足して、家賃15万円程の分譲マンション(定期借家3年)を借りていました。
そんな会社を2011年に退職することになりました。
転職先の会社の住宅補助はというと、5万円程出るのですが賃貸でも買っていても同額という条件。
それなら、購入すると毎月の支払はどうなるのかとシミュレーションした結果、 近辺の70平米の新築マンションを購入しても毎月の支払金額は変わらず、毎年の住宅ローン減税分(年間30万円×10年分)は得すると分かり、購入しようと思いました。
2.住宅ローンの金利
マンションは住んでいた賃貸マンションの近辺で探し、とある新築マンションを気に入りました。
価格は5,000万円強です。
その頃の私には、少し厳しい金額ではありましたが、万が一住宅ローンを支払えなくなった場合のことも考え、駅から徒歩5分以内の物件なら売ることもできるだろうと思い、決めました。
転職して2か月目のことです。
住宅ローンは、マンションの販売会社が三井住友信託銀行と提携をしていたので、最初は、そのまま三井住友信託銀行と話を進めました。
提示された条件は、変動金利で0.775%。
その時、住信SBI銀行の変動金利が0.89%でしたので、悪くない条件です。
3.住宅ローンの申し込み
金利は0.1%でも安い方がよいと思い、また司法書士関連の事務手続きもマンションと提携している三井住友信託なら代行してくれるとのことで、三井住友信託銀行で申し込むことにしました。
借入希望額は4,800万円です。
転職して2か月目ということもあり、住宅ローンに通るか心配だったので、会社からボーナス込みの年収見込み証明書を作ってもらい、三井住友信託銀行に提出しました。
審査結果は、
①4,300万円なら、0.775%で貸す
②4,800万円借りたいのであれば、金利は1.08%
というものでした。
どうやら、転職したてで月給がまだ2か月しかもらっていない状況なので、月給×12か月した年収でしか審査ができないとのことでした。
つまり、ボーナスが出ていない状況では年収にボーナス分を込みにしてくれないんですね。
そして、会社の年収見込み証明書も何の役にも立たないそうです。
私的には、30代前半での住宅ローン申し込みで、60代後半に返済予定だったので、そこまで無理な返済計画ではないだろうと思っていたのですが、考えが甘かったです・・・
1.08%という金利では、賃貸より購入の方が確実に得といえる水準ではありませんでしたので、そもそも購入の見直しになります。
ちなみに、住信SBI銀行では、0.89%で4,800万円の審査が通っていました。
しかし、金利は少しでも抑えたいと思い、
結局、頭金の増額+親族からの借り入れでまかない、三井住友信託銀行から0.775%で4,300万円の借り入れをすることにしました。
4.ご参考
先ほど書いた通り、転職したてで住宅ローンを申し込むと
年収 = 月給×12か月
で判断される可能性があります。
そうなると借りたい金額が借りれない可能性があります。
では、どうすれば良いのかというと、
以前、他の方のブログなどを拝見すると、住宅ローンを申し込むのであれば、会社を辞める前に審査を通していた方が良いという記事を拝見しました。
そうすれば、ボーナス込みの年収で判断されるらしいです。
今回の私の経験からしても、本当にその通りだなと感じています。
月給×12か月の年収で住宅ローンの審査をされると流石に厳しいですよね・・・
でも、会社を辞めると決めてから買おうと思うと2か月程度で決めなくてはいけないので、それもそれで時間的に厳しいですよね。
参考までですが、大手金融機関に勤める知人の女性(総合職)が、産休・育児休暇中に「じぶん銀行」で住宅ローンの申請を行ったところ、審査に落ちてました。
旦那さんとのペアローンで、本人の年収も産休前は1千万円あったのに、産休・育休中だとダメらしいです。
住宅ローンって、色々難しいですね。
住宅ローンの記事は、いじょうになります。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
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