2014年からNISA口座で6年間投資した結果をご紹介します。
管理人は、諸事情によりこれまでSBI証券でNISAの投資を行っていました。
そして、日経平均に対してアンダーパフォームの投資成果でしたので、素直に日経平均やNYダウに投資しておけばよかったという感じです。
運用実績
2014年~2020年1月までの運用実績は以下の通りです。
※2020年1月15日時点
上の画像の合計損益の所が、2014年、2015年に投資した金額分が除かれて、ロールオーバーをした分が含まれているため、総投資金額に対しての利益が上の表からだと分かりません。
そのため、資金を投入した金額をベースに、(時価評価+売却金額ー資金投入金額)+配当で利益を出したいと思います。
総投資額(資金投入金額)
まず、元本の投資金額は、以下の通りです。
2014年~2018年までは新規資金を投入して投資しており、2019年と2020年はロールオーバーをしていますので新規の資金は投入していません。
つまり、実際に投入した資金は、2014年~2018年の5,416,733円になります。
時価評価と売却額
現在NISAで保有している株式の時価評価は、5,099,250円になります。
※2019年1月15日時点
また、これまで売却した株式の金額は882,278円になります。
そのため、時価評価と売却額を合計すると、5,981,528円になります。
上記金額から、総投資金額の5,416,733円を引くと、564,795円が元本部分の利益になります。
投資金額に対する値上がり益は10.4%であり、累積投資ではありますが6年間投資したことや、現時点(2020年1月6日)の株価が直近で最高水準ということを考えると、自分の利益はかなり少ないです。
以下、2014年からの日経平均の月足チャートです。
日経平均が、2014年は15,000円台、2016年は16,000円台で、現時点が24,000円ということを考えると日経平均に投資していた方が儲かっていました・・・
2014年に100万円分日経平均に投資していれば、現時点で160万円になっていますので、これだけで60万円の利益です・・・
※現時点の(日経平均24,000円)÷(2014年の日経平均15,000円)=1.6倍
これまで貰った配当
2014年から2019年まで貰った配当の合計金額は、541,100円になります。
NISAで買っている株式の配当は非課税になりますので、上記配当の20%分の108,220円がNISAの恩恵を受けています。
配当部分については、元本部分の利益とほぼ同じ金額です。
これまでの合計損益
これまでの合計利益は、以下の通り1,105,895円になります。
- 元本部分:564,795円
- 配当:541,100円
- 合計:1,105,895円
配当利回りの高い銘柄に投資していたので、チリツモで配当が結構貯まりました。
そして、NISAでしたら配当分に20%の税金がかからないのも大きかったです。
6年間NISAに投資をした感想
NISAに投資しておいて言うのもなんですが、管理人のような銘柄発掘能力が不足している方にはNISAへの投資はそこまでおススメはしません。
NISAのメリットは何といっても売却益に対して非課税という点です。
そうなると、2倍株、テンバーガーのような大幅に利益が出た銘柄に投資をする際には非常に最適な制度になりますので、銘柄選定に自信のある方にはかなり有利な制度です。
※現在の相場状況を考えると日経平均やNYダウに投資していてもかなり儲けられましたが。
ただし、NISA口座のデメリットとして、損した場合は他の利益と損益通算出来ないという点があります。
最近は上昇相場ですが、ライブドアショックやリーマンショックなどといった相場が大きく下落した時のことを考えると、損益通算出来ないというのは痛いです。
通常の株式で損している銘柄ですと、利益が出ている年は損している銘柄を損切りして利益を圧縮するのに役立ちますが、NISA口座で損をすると何も役に立ちません。
その様な状況で、管理人のように銘柄発掘能力が極めて乏しい人間が、ろくに企業分析もせずに大穴銘柄を狙って大損をした場合には、目も当てられない状態になります。
そして、ライブドアショックやリーマンショックを経験した管理人は相場に対してビビっています。
そのため、管理人は大型株で配当利回りの高い銘柄をNISAで投資をして、配当分だけ税金のかからないというNISAの恩恵を受けるような、みみっちい投資をしていました。
そのみみっちい投資のせいで、日経平均を大きく下回るパフォーマンスを叩き出しました・・・
NISA口座の使い道
NISA口座は利益に対して非課税になるので、絶対に儲かる銘柄に投資する際に利用するのが最適です。
絶対に儲かる投資といえば、希少価値の高いIPO(新規公開株)になってきますので、IPOを購入する際にNISA口座を使うのも良いと思います。
SBI証券でNISA口座の開設をしておき、IPOが当たった時にNISA枠で購入をして売却すれば、利益が非課税になるのでお得です。
管理人は、SBI証券のIPOチャレンジポイントが400ポイント程度貯まってきたので、そろそろSBI証券主幹事のIPOを頂きたいところです。
現在保有しているNISAの株は今後売却していく予定です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
コメントを残す