「親も子も幸せになれる、はじめての中学受験」を読みましたので、ご紹介します。
後半から勉強のやり方や受験の話になってきますが、前半はそもそも中学受験しますか?的な話になります。
本書は、公立、私立どちらの中学を選ぶか、から、夫婦での意見のすりあわせ(ここがいちばんキモです)、子どもとの話し合い、塾生活の過ごし方、子どもの心と学力の伸ばし方まで、中学受験が頭に浮かんだときに、気軽に手に取っていただける親目線の中学受験本です
引用:Amazon
本書で、気になったところだけ、備忘録として記載しています。
目次
子供をどんな人に育てたいか
子供をどんな人に育てたいかという「子育てビジョン」は、夫婦で確認し合うことが本当に大切だ。
なんとなくでも良いから、「私はこんな子になって欲しいと思っている」「あなたはどう思っているの?」と夫婦それぞれの考えを知ることを大事にしてほしい。
そして、子育てビジョンのすり合わせは、思ったよりも時間がかかる。
おとうふ
パートナーが中学受験に反対の場合
中学受験に対する世のお父さんの反応は、だいたい次の3パターンに分かれる
- 「一緒に頑張ろう」と積極的なパターン
- 「そうだね」となんとなく同意し、お金は出すけれど、「君に任せるよ」となるパターン
- 「そんなものしなくてもいい」と反対するパターン
中学受験に否定的なお父さんの傾向として自分が子供の頃のことが判断基準でスタートしている。
そのため、反対の原因は主に以下の3点になることが多い
- 現在の子供達がおかれている現状を知らない
- 受験に対してマイナスのイメージを持っている
- (大学・高校)受験に対して自分自身の成功体験がある
おとうふ
結果妻に寄り添っていますが。
誰でも自分から勉強できる子になれる
子供の「やろうと思っていた」を応援して上げる方法が「朝ごはんミーティング+予定の声掛け」
朝ごはんは子供と同じ食卓に付いて、話し合いをする。
食事をしながら「今日は学校から返ってきてから、何をする予定なの?」と自然な口調で子供に問いかける。
ここは、問いかけることでお子さん自身の考えを「聞こうとする」時間です。
しかし、多くの子は、自分の予定を忘れる。
そのため、子供の顔を潰さずに予定を促してあげるのが「予定の声掛け」
中学受験を成功させる親の共通点
中学受験は、子供の成長差によっても学力差が出てしまうし、精神的にまだ幼い子供ですから、やる気もメンタルもムラがある。
入試には期限があるため、努力だけでは結果につながらないことも多い。
これまで出会った中で、子育てが上手くいっているなと感じるお母さんには、「いつもニコニコしている」という共通点がある。
ポイントは、「人と比べない」ことで、「よそはよそ」「うちはうち」と我が家軸を持って進めていけるかどうかが重要。
おとうふ
結局、親が子供に口出ししても喧嘩するだけで、その分勉強時間が減り、勉強に集中する邪魔になるとのことです。
ただ、学年が上がるに連れてニコニコしているのも内心厳しくなっていきますが。。。
そして、二月の勝者の始めに出てきた言葉は、「君たちが合格できたのは、父親の経済力と、母親の狂気のおかげ」
塾選びは我が子を中心に考える
東京ではSAPIXが一人勝ち状態になっているため、塾のスタイルをよく吟味しないままに入塾してしまう家庭も増えているが、「SAPIXは生徒を選ぶ塾だ」ということは、頭に入れておいたほうが良い。
SAPIXは、その週に学習する単元のテキストが授業の前に配布される。
生徒の頭をまっさらな状態で授業に望ませることで、その日の授業に集中させるため。
これには、ある程度の精神的な成熟度と学力の高さが必要になるため、生徒を選ぶスタイル。
事前準備をしないと授業についていけない子や、スロースタータータイプの子の場合、全く合わないこともある。
塾は中学受験をするための手段であり、道具。
子ども自身をよく見て、「この子はどの道具(塾)を使うのが一番力を発揮しやすいか?」という観点で塾選びをすすめる。
おとうふ
上の子供はたまたまSAPIXの授業スタイルが合っていたので結果良かったですが、転塾先では塾のスタイルが合わず結構苦労しましたので、塾の相性は本当に重要だと思います。
また、下の子は上の子に比べて色々な部分でスローなので、SAPIXと決めつけないで子供に合う塾を探したほうが良さそうです。
【失敗?】偏差値64でサピックスを辞めました【転塾で大変だったこと】
中学受験で好スタートを切るために
中学受験塾では入塾テストがあるが、できれば上位クラスでのスタートを目指す。
下のクラススタートになったとしても、少なくとも最初の3ヶ月はお子さんの勉強に丁寧に関わってあげることでテストの点をアップさせ、上位クラスを目指す。
なぜ上位クラスを目指すのかというと、大手塾では時間が経つにつれて、授業とテストレベルとのミスマッチが広がっていくから。
上位クラスを担当するのはベテランの先生で、新人の先生が下位クラスを担当する。
また、授業の進度や内容も上位クラスと下位クラスでは差があり、その差は小5の夏あたりから顕著に出てくる。
同じテキストを使っていても、上位クラスでは理解が早いので応用や発展問題まで取り組むが、下位クラスではそこまでたどり着けないことがある。
しかし、クラス分けのテストは全クラス共通の問題になるので、下位クラスでは授業でやったことのない発展問題を解くことになる。
そのため、学年が上がるにつれてクラスを挽回することがどんどん難しくなっていく。
おとうふ
また、娘の話ですが上位クラスに居ると皆真面目に授業を聞いているが、下のクラスに行くにつれて授業の邪魔をする子供が出てくると言っていました。そういった意味でも上位クラスにいたほうが良いですね。
テスト
テストは確認の一環で、頑張ったことがどれくらいできるようになったかを点検するもの。
出来ているところと出来ていないところを点検し、出来ているところは褒め、出来ていない分野については今後の修正方法を考える。
「テストはこれまでの努力を褒めてくれるもの」と考えるとテストが楽しくなってきます。
親にやってほしいのが、授業の振り返りを手伝うこと。
お子さんが塾に行く前に、「今日塾から帰ってきたら、授業中で面白かったことを3つ教えてね」と頼んでおく。
おとうふ
テストに関してはこれまでの努力を計るものというのは分かっているのですが、どうしても結果で一喜一憂をしてしまいます。それも6年生になってからはテストの結果にムラが出てきたたので尚更です。ただ子供の前では言わないように我慢しています。
宿題
学年が上がるにつれて宿題の量が多くなり、全ての宿題をやることは、多くの子供にとって難しくなってくる。
そこで必要になってくるのが、宿題の取捨選択。
選択の基準は子供の理解度。
テキストの問題を子供と順に見ていき、以下の様に分ける
- ◯:ばっちりわかっている
- △:まずまずわかっている
- ✕:全然わからないところ
◯は、優先順位は後回しで、✕も保留。
まずは△のところの理解を定着させることで、△から◯にする。
そうすれば、必ず得点は上がってくる。
おとうふ
特に6年生はもう大変です。
時間は限られているので、強弱をつけて取り組んでいく必要があります。
算数では数値替えしただけの問題が宿題で出てくるのですが、塾の先生からは◯の場合はそこはやらなくて良いと直接アドバイスを頂きました。
✕を◯にするのも大変ですし、まずは△を◯にするのを最優先ですね。
授業の聞き方
口述筆記トレーニング
「授業中に先生が話したことで大事だと思ったことは、メモしておきなさい」と言われても、実行できる子は少数。
この問題を解決するためには、耳から聞いた文を書くトレーニングを行うこと。
親が言う文を聞きながら、できるだけ漢字を使ってノートに書いていく。
最初は日常的な文で初めて、慣れてきたら塾のテキスト解説を読み上げるのも良い。
覚えて書き写しトレーニング
授業が活かせていないこの多くは、黒板を移すのに時間がかかる子。
要因として、「一目見て覚えられる文字数が少ない」という点。
改善するには、「1回で7文字以上覚えて書く」と一時的に覚える文字数を意識的に増やすトレーニングを重ねる。
トレーニングとして、国語の文章や算数の文章題を材料にし「この2行を、見るのは5回以内で書き写してみて」と指示する。
おとうふ
授業を理解するためにも、この口述筆記トレーニングは良さそうです。
本書の口コミ
とても為になる本です!中学受験への親の心得が満載でこの本を読むのと読まないのとではかなり差がありそうです
引用:Amazon
著者は、教育家の方であり、一人息子の中学受験でも灘、開成、筑駒すべてに合格された方になります。
「親も子も幸せになれる、はじめての中学受験」の紹介は以上になります。
最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。
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