筑波大学附属小学校の1次試験(抽選)に行ってきましたので、詳細をお伝えします。
当日の様子をお伝えできればと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。
国立小学校の受験をおすすめする理由!費用が安く教育環境が良い
※この記事は2019年の時の記事になります。
校門の前で大行列
1次試験(抽選)は、11月8日(金)の1日で行われました。
管理人の子供は、4月~7月生まれの女児ですので、Aグループになります。
Aグループは、8時30分~8時50分の間に受付です。
その他の時間帯は以下の通りです。
午前中が女子で、午後が男子になります。
受付は占春門(下の地図の赤枠部分)になりますので気を付けてください。
管理人は余裕を持ちたかったので、当日7時40分ぐらいに茗荷谷駅に着いて、駅前のガストでモーニングを食べてから行きました。
8時15分ぐらいに筑波大学附属小学校に着いたときは、既に大行列です。
2列になって並びますが、感覚的に150~200番目ぐらいだったと思います。
この時、学校の先生から「受験票の準備をしておいてください」とアナウンスがありますので用意をしておきましょう。
保護者の服装は様々でした。
男性はスーツが多かったですが、ジーパンの私服の人もいます。
女性は、ネイビーのワンピースのお受験の格好の人は少なかったですが、ネイビーや黒を基調とした落ち着いた服を着ている方が多かったです。
髪の毛も薄い茶髪の方が多かった印象です。
校庭でスリッパに履き替え
8時20分になると、校門が開いて列が進みます。
校門のところで、学校の職員の方に受験票を見せてから校内に入っていきます。
列は、校舎入り口から、校舎に沿って3列で並んでいきます。
並ぶところは、校庭(土のグラウンド)に面していますが、コンクリートになっています。
ここで学校職員の方から、「ここでスリッパに履き替えて下さい」とのアナウンスがあり履き替えていきます。
忘れずに、スリッパ(内履き)と靴を入れるための袋を持っていきましょう。
外で履き替えるので、靴は当然土が付いている状態なので靴を入れる袋と一緒に、靴を入れるための大きめのビニール袋も持って行った方が良いです。
スリッパは皆さん様々で、なんでもOKです。
お受験用のネイビーのスリッパを持っている人の方が少ないと思います。
スリッパを忘れて、ストッキングで歩いていた女性、靴袋を忘れて靴を手で持って歩いていた男性等を見かけましたので、スリッパと靴袋は忘れないように注意しましょう。
講堂に移動
8時30分になると校舎内に案内され、3階にある講堂に移動します。
下の画像が筑波大学附属小学校の講堂になります。
前方の壇上で抽選が行われ、保護者は席に座って抽選を見守ります。
講堂では、左、真ん中、右の3列になって席に座っていきます。
抽選の当選者は、前列の左側から順番に案内されますので、右よりは左側の方が後々の順番が少し早くなり、少し早く帰れます。
「抽選中は、講堂の出入りは禁止されるので、トイレに行っておいて下さい」とのアナウンスがあります。
席について荷物を置いたら、半数ぐらいの人はトイレに行ってました。
抽選は30分以内には終わるので、落選した方はそこで帰れますが、当選した方はそこから席を移動して手続きがあり合計1時間ぐらいかかります。
その間トイレに行く時間も無いので、1時間程度我慢できないようでしたら、トイレに行っておいた方が良いです。
女性トイレは大行列でしたので、大変そうでした。
抽選の説明
8時50分に校門が閉められるので、そこまでに校門に入った方が講堂(抽選会場)に着くまで待ちます。
そのため、実際に抽選が開始されたのは8時55分ぐらいからでした。
抽選会場では、壇上で以下のように並んでいました。
ここでの立会人は、抽選が公正に行われるか見届けるため、受験者の中から選ばれます。
立会人は、グループの中の受験番号の1番最初と最後の人が選出されます。
Aグループの場合は、1番と646番の方でした。
まず、8時55分に司会の方から、抽選の説明が開始されます。
2019年の女児の応募は1,813名で、59%が2次試験に進めるとのことでした。
A・B・Cグループ共に、100名につき59名の割合で2次試験に進めることになります。
抽選番号は、自分の受験票の下2桁になります。
例えば、452番の人でしたら、下2桁の52番が抽選番号になります。
抽選は、01から100まで書かれている100個のボール(ビンゴ玉)を抽選機に入れ、59回抽選を行います(59個球を出す)。
抽選機は、よくイベントにあるガラガラ回す景品用の機械(下の画像のような)になります。
これで、自分の下2桁の番号が出てきたら当選です。
注意事項は、球が2個同時に出た場合は、ノーカウントでその球を両方とも抽選機に戻します。
また、不測の事態が起きた時は、抽選を最初からやり直すとのことでした。
抽選開始
説明が終わると、立会人の元、抽選玉が01~100番まで全てあることが確認されたの後、抽選が開始されます。
抽選は淡々と進んでいき、講堂内には抽選機のガラガラ~という音と、抽選番号を読み上げる音だけが響き渡ります。
番号が次々と読み上げられていきますが、全く当たる気配がありません。
59回も抽選を引くので、半分以上の確率で当たるので大丈夫だろうと自分に言い聞かせますが、当たらないと本当に緊張してきます。
当たらないと、後何回引くのだろうと心配になり、59回まで後何回引くのか数え始めます。
早々に当選した近くにいた方は、本を読み始めていたので羨ましい限りです。
この時は本当に生きた心地がしないぐらいに緊張します。
最後の球になると、「最後の球です」と案内があります。
これで抽選が終了になります。
管理人が参加した抽選会場の当選番号を、球が出た順に紹介します。
左上から右側に球が出た順番です。
幸い、管理人は当選することができました。
これだけは本当に運です。
抽選後会場の移動
抽選が終わると、「当選しなかった方は後方の出口より退出してください」とのアナウンスがあります。
当選しなかった方が全員退出された後、当選者は体育館に移動していきます。
1列目の左側から順番に移動していきますので、左側に座っておいた方が少しだけ順番が早くなります。
体育館では、2次試験用の願書の配布が3カ所用意されています。
好きな場所を選んで、その前に5列になって並んでいきます。
全員揃った段階で、2次試験の注意事項が説明されます。
2次試験の注意事項
2次試験の注意事項について説明があります。
2次試験では、保護者は課題が提示されて作文を行います。
筆記用具は、黒のボールペンか万年筆を用いて記入しますが、フリクションのような、消えるペンは禁止です。
作文中に、辞書や電子機器の使用は禁止と言われました。
※その他、学校案内のパンフレット等も見てはいけません。
12月15日(金)の9時から願書を受け付けるが、9時前までは校門の前で並びます。
※追記、実際には9時前に列は動き始めました。
あまり早い時間だと、近隣の方に迷惑がかかるのでやめてくれと言われました。
また、願書の受付場所が筑波大学東京キャンパスになり、併設している放送大学では盲目の方が点字ブロックを利用されるので、そこには絶対に並ばないでくれとの説明がありました。
願書を順番に貰ったら、中身の確認を行います。
8種類の書類が入っていましたが、後で書類が足りなくても一切受け付けはしないと言われたので、何度も8種類の書類が入っているか確認を行いました。
これで、1次試験(抽選)は終了になります。
その後、学校の裏口から出ていくことになりますが、裏口から出て左側の駅に向かう細い道には、おびただしい人数の塾関係者が待ち構えています。
最初の一人から紙を貰うと、その上にどんどん紙が勝手に置かれて、とんでもない量になります。
正直、「わかぎり」以外は行くつもりがないので要らなかったのですが、大量に持たされました。
途中で制御しましたが、カバンが重くなるので注意が必要です。
以上で1次試験の詳細についての紹介は終わりです。
少しでも、当日の流れが参考になれば幸いです。
最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました。
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