2019年の学芸大学付属竹早小学校の説明会に行ってきましたので、ご紹介します。
目次
説明会について
説明会は込むので注意
説明会は土曜日の以下の時間から3回に分けて開催されます。
- 9時~
- 11時~
- 13時~
今回、私は9時からの回に参加してきました。
小学校の説明会の案内には20分前からしか案内しないとのことでしたが、8時30分に着いた時点でかなりの人数が来ていました。
大きな多目的ルームに通されましたが、椅子もなく床にそのまま座るだけですのでスカートは止めた方が良いと思います。
前から15列目ぐらいで横には30人以上が座っていたので、だいたい450人ぐらいが既に来ていました。
最終的には、600名~700名の方が来校されていたと思います。
最後の方に来た人は、左右と後ろで立ち見になります。
8時50分には多目的ルームは満杯になったので、校門で入場を打ち切ったそうです。
確かに、校門で先生が来場者をカウントしていました。
9時から開始の所、打ち切りが早まったので8時55分に始まり、9時30分には終了しました。
資料は配られませんので、ノート・筆記用具は持参した方が良いです。
説明会は、学校長の挨拶と、副校長からの学校の案内の2部構成です。
資料は配られませんでしたので、聞いた内容を箇条書きしていきますので、お見苦しい点はご容赦下さい。
学校長からの挨拶は5分程度でした。
学校長からの挨拶
学芸大学は教育学部のみからなり、教員を育てる機関である。
学芸大学付属小学校は国の拠点校として、モデル校になる小学校であると同時に、学芸大学の大学生の教育実習校でもある。
学芸大学付属竹早小学校は、幼稚園、小学校、中学校までの、幼小中の連携教育を行っている。
「誠」を校訓とし、自ら学び生活を切り開く子を育てている。
次は、副校長先生からの学校の説明です。
副校長先生からの説明
副校長先生からは、竹早小学校について以下の3点説明していました。
- 竹早小学校の性格と任務
- 教育活動
- 施設
それぞれ説明していきます。
1.竹早小学校の性格と任務
学芸大学付属竹早小学校は、教員養成を目的としており、教育研究を行う学校である。
公立小学校は規則で縛られているが、竹早小学校は既存教育の改善を目指し、竹早独自の個性的な教育を行っている。
そのため、公立小学校とは異なる先進的な教育研究校である。
特に、幼小中の連携カリキュラムに力を入れており、新しい環境への不適応者への対策を研究して学校のあり方を追求している。
そのため、小学校の半数は幼稚園生から来る生徒である。
1年間のうち2か月間は、大学生の実習期間に充てられ、高い資質を持った教員を育てている。
ただし、本校にはマイナス面もある。
1年で2か月を大学生の教育実習の時間に充てるので、卒業までの6年間で計1年間相当が教育研修にあてられることはご理解頂きたい。
卒業生の方から、当記事にコメントを頂きましたので掲載します。
実習生はマイナスではありません。
子供たちほぼ全員喜んでおりますので、大丈夫だと思われます
by卒業生
2.竹早の教育活動
学校の人数・雰囲気
1クラス35人で、1学年2クラスなので、1学年70人である。
全学年でも420人しかいないので、こじんまりとしており、家庭的な雰囲気の学校である。
「誠」を校訓にしており、子供の自主性を尊重している。
自ら学び、ともに手を取りあい、生活を切り開くことを旨としている。
通知表が無い
知・体・徳の調和のとれた子供の育成を目指しており、点数や競争は目的としない。
子供ありきで考えており、子供が達成感を味わうことで、自己肯定感を育てることを目的としている。
そのため、通知表はなく、「生活の記録」として子供自身が自己評価を付けている。
課題 → 振り返り → 新たな課題 の繰り返しを目的としている。
縦割り班
学年での行動だけでなく、1~6年生の縦割り班にも所属させ生活させる。
毎日の掃除は縦割り班で行い、月に1回は縦割り班で給食を食べる。
また、3年生以上が行く日光の林間学校でも縦割り班で行動を行う。
年間行事
4月
入学式
6月
キッズフェスティバル(1,2年生)2年生が主体となって
竹の子祭り(運動会)3年生以上で行う
7月
3年生以上は、日光の林間学校
8月
学校で水泳教室(任意)
11月
竹早祭:学習発表会
発表する内容はクラスごとに異なり、劇を発表したりするクラスも
12月
学芸大学の留学生との交流会
3月
卒業式
その他、4年生以上を対象に竹の子タイムというクラブ活動が2週間に1回100分程あり、保護者や専門家などがボランティアで教える。
林間学校は、その他にも
- 4年生:春
- 5年生:秋
- 6年生:冬
の時期にも行くので、日光には6年間で計18泊することになる。
3.施設
2000年に建て替えをしたので、耐震性などには問題ない。
空調も完備
中学校とは廊下でつながっているので、小学生と中学生が日常的に交流している。
教室は横の壁がなくオープンなスタイル。
4年生~6年生は、ランチルーム(本日説明を聞いた多目的ルーム)で給食を食べる。
図書館は中学校と共有しており、蔵書は1万冊もある。
毎月大量に新刊を追加している。
保護者のボランティアで読み聞かせなどもあり。
進学希望者への注意
①独自の使命
学芸大学付属竹早小学校は、実験校、学芸大生のための実習校であるこおとを理解してください。
②厳しい運営
独立法人になってから、職員数も財政面でも学校運営で厳しくなっている。
そのため、円滑な学校運営を行うためにも、保護者の負担が大きくなる。
保護者への協力は、積極的に求めていく。
③遠距離通学
通学は1時間を超えると子供にとって厳しいと考えている。
また、保護者への負担も大きい。
入学からゴールデンウィークまでは、保護者が毎日小学校まで送り届けること。
④通学区域
通学区域は、23区在住に限る。
それ以外へ移住した場合、退学してもらう。
親の転勤に伴う移住に関しては、2~5年生を対象に復学制度を設けている。
最大2年で、復学は1度きり。
その他
竹早小学校を理解するためには本校が出版した、「子供がかがやく」という書籍を読んでほしい。
説明会の内容は以上になります。
試験対策のためにも、最新の過去問は絶対に解いておいた方が良いです。
特に、子供が知っていれば対応できる試験内容もあります。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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実習生はマイナスではありません。
子供たちほぼ全員喜んでおりますので、大丈夫だと思われます
by卒業生