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わかぎり21で筑波大学附属小学校の2次試験向け総合授業を受けました!筑波の2次試験の詳細も解説

11月30日に、わかぎり21で筑波大学附属小学校の総合授業の1回目を受けてきました。

 

子供が授業の間、親は筑波の2次試験の詳細についての講義がありました。

 

この記事では、子供が受けてきた授業の内容と親向けの講義内容について紹介をします。

 

筑波大学附属小学校を目指している方に、少しでも役に立てれば幸いです。

 

注意

わかぎり21の講座を何回か受けましたが、親向けの講義の先生も異なり、先生ごとに行っている内容が少しずつ異なりました。

そのため、その他の「わかぎり21」の親向けの講義についても記事にしていきますので、そちらも合わせてご覧ください。

 

わかぎり21の講座

 

わかぎり21で筑波大学附属小学校の総合授業(池袋校舎)で1回目の授業を受けてきました。

 

16時から子供の授業が開始され、親向けの講義は16時50分から開始されました。

 

講義は広い会議室で行われますが、わかぎり21の場合プロジェクターに映し出されるパワーポイントをカメラで写すことが出来ます。

 

大事なポイント等も書いてあるので、なるべく前の方の席に座ってカメラで写した方が良いですよ。

 

パワーポイントについてさっとしか話さないで次に進んで行ってしまうので、カメラで撮っておかないと厳しいです。

 

30分前に着けば、前の方に座れます。

 

続きまして、親向けの講義内容について紹介していきます。

 

子供の授業

 

子供の1日目の授業では、以下の7枚のプリントを行います。

 

  • お話の記憶:1枚
  • 図形:5枚
  • 制作:1問

 

それぞれについて紹介します。

 

お話の記憶

 

お話の記憶は、本番の2次試験と同様に1枚だけ行いました。

 

本番と同じように、テープで流した男性の音声を聞いて回答をしていきます。

 

試験では、お話は1,200文字~1,800文字程度で、長さでいうと5分以上はあります。

 

5分以上の話を全て覚えておくのは無理なので、これは聞かれそうだなというポイントを絞って覚えていく。

 

覚えるポイントは、以下のとおり。

 

  • 色、模様
  • 天気
  • 季節
  • 登場人物
  • 誰が何をしたかの組み合わせ

 

また、1対1対応の問題が出やすい。

 

1対1対応とは、下の画像のように関連するものを線で結べるようにしておく。

 

 

その他、昔話の知識は入れておく。

 

くまが出てくる昔話は何か?(答え:金太郎)等、昔話の知識がないと出来ない問題も出てくる。

 

天気は、お話の始めの1~2行目に出てくるので、必ず覚えるようにする。

 

また、お話の内容は年中行事を知っていると理解しやすいことが多いので、年中行事は覚えさせておくとよい。

 

例えば、お正月でやることでいうと凧揚げ、はごいた等。

 

お話の記憶は全問正解を目指さないで、1~2問程度の間違いであれば合格点。

 

合格した子は、「1~2問程度自信がない」と言っている子が多く、一番信憑性がある。

 

全部できたと言っている子は、問題を理解できていなく怪しいことが多い。

 

図形問題

 

筑波の図形の問題は、6年周期で同じ問題が出ることが多い。

 

また、直近の図形の問題を見ると、そろそろ回転図形が出るのではないかと思っている。

 

図形はスピードは勿論重要だが、まずは例題の話を聞いて理解できるかが重要。

 

ここが理解できないと、その後の問題が全く解けない。

 

最近の筑波の問題はひねった問題が多く、問題を見ただけでは解くことは出来ない。

 

そのためにも、最初に先生が説明する例題をしっかりと聞き取り理解することが重要である。

 

図形は、様々な単元から問題が出されるので、苦手な分野は無くしておく。

 

筑波の場合、図形の問題は同じ単元の問題がずっと並ぶので、苦手な分野が出た場合は間違えが多くなり、合格の可能性がかなり下がることになる。

 

指示制作

 

指示制作は、10分程度になる。

 

試験に行動観察が入ったことで、制作にかける時間が短くなった。

 

※以前の2次試験は、行動観察の試験はなく、その分指示制作が難しかった。

 

行動観察が増えた時間分、どこかが減っているが、運動、ペーパーの内容は従来から変わらないので、指示制作の時間が削られている。

 

以前はちぎり絵も複雑な形だったが、今は薄い紙に書かれた小さい丸をちぎるレベルだ。

 

MEMO

12月は寒く、手がかじかんだ状態でちぎり絵をやると上手く出来ないので、ホッカイロは必須とのこと。

 

制作で必要な作業は、以下の通り。

 

  • ちぎり
  • シール貼り
  • モールねじり
  • 紐結び

 

ひも結びに関しては、紙にくっつけて行うひも結び以外にも、紙から離れた空中紐結びでちょうちょ結びも出来るようにしておく。

 

紐は、会社によく置いてある、紙を閉じるための黒い紐と同じものが使われることが多い。

 

運動

 

試験の運動は、クマ歩きを行う。

 

15メートルぐらいの距離をクマ歩きすることになるが、反時計回りに回ることになる。

 

反時計回りだと、回るタイミングで左腕に重心が乗るので、利き手と反対の腕に力が入っても大丈夫かを試していると思われる。

教室の床は滑りやすいという声をよく聞くので注意が必要。

 

一番良いのは、転ばないで最後までやりきることだが、万が一転んでしまっても直ぐに態勢を整えて再開させる。リカバリーの姿勢等も見られている。

 

クマ歩きの時の手は、手のひらをべたっと床について行う。

 

決して指を床に立てない。

 

過去、試験中に先生から注意を受けている子供がいたとのこと。

 

クマ歩きをしている時、「んっ」と口を引き締めた表情で行う。

 

また、家で練習するときは、腕を遠くに遠くに伸ばす練習をすると良い。

 

詳しくは、わかぎり21YouTubeでクマ歩きについて説明している。

 

行動観察

 

行動観察は、5人1組で紙コップを積み上げることが多い。

 

以前は、積み木で行っていたが、ある年から急に紙コップに変わった。

 

恐らく、誰か積み木を投げて他の子に当たってしまったので、投げても大丈夫な紙コップに変わったのであろう。

 

行動観察での、友達との会話は重要視されない。

 

それよりも3回戦でチームごとに勝負をするので、負けても次は頑張るぞという気持ちや姿勢が重要。

 

恐らく行動観察は足切りに使っている程度であろう。

 

筑波の試験では、子供は頭にバンダナを巻くが前方にしか番号が書いていない。

 

ビブス(ゼッケン)も着ないので、皆で紙コップを積んでいる最中など、後ろ向きになっているので誰が何をやっているのか一人ずつ先生が見るのは不可能。

 

壁際に立って紙コップを積まない子、他の子の邪魔をする子などをチェックしているのではないか。

 

そのため、紙コップを積んでさえいれば問題なないだろう。

 

以前、チームごとにじゃんけんをする行動観察があったが、大抵チームで何を出すか決める際、1番初めに「グー」にしようと言った子に他の子が「いいよ」と言って終わるだけなので、会話では評価できないと思われる。

 

そのため、行動観察については重要でないと考えられるので、今回の授業ではあえて外した。

 

口頭試問

 

口頭試問についても、そこまで気にすることはない。

 

質問内容が、過去の試験で各教室ごとに以下のように異なっていた。

 

  • 朝ごはんは何ですか
  • 幼稚園で何して遊んでいますか
  • 家のお手伝いは何をしていますか
  • ドラえもんがいたら何の道具を出してほしいですか
  • ポケモンで何のキャラクターが好きですか

 

各教室ごとで、質問がこれだけバラバラで難易度が異なるので、差をつけないのでないか。

 

当日の様子を児童からヒアリングしても、先生がメモしている様子はないと答えている子供もいる。

 

先生の眼を見て話せない子供に×のチェックを付けているぐらいだろう。

 

管理人

「わかぎりの竹早模試の講義で話していた先生は、口頭試問でも見ているようなことを言っていましたので、管理人は少し引っかかります。

 

筑波の場合、お手伝いに関しては「カーテンを閉める」レベルの簡単な事でも大丈夫であろう。

 

最後に、ここまで説明した通り試験で口頭試問と行動観察はそこまで重要視されない。

 

合否を決めるのは、ペーパー、指示制作、運動だろう。

 

以上、講義で聞いてきた2次試験の内容の紹介になります。

 

最後に

 

筑波大学附属小学校を受験するのでしたら、過去問は絶対にやりましょう。

 

筑波のペーパーは、「聞き取り」と「図形」が出ると決まっていますので、過去問は必須です。

 

各社から過去問が出ていますが、私は小学校受験大手教室の伸芽会の過去問を購入しました。

 

大手教室だと、大勢の生徒からテストのヒアリングをすることが出来るので過去問の精度も高いですし、この1冊でペーパー以外の「指示制作」「行動観察」等の過去問題も掲載されていますのでおススメです。

 

※直近5年分の過去問と、過去6年~10年の過去問の2種類がありますが、直近5年分の過去問をまずは何回も繰り返し取り組んだ方が良いです。特に図形はスピード勝負にもなるので、同じ問題を解いてスピード力をつけるのも重要です。

 

筑波の「聞き取り」と「図形」は難易度が高く、1次抽選に通ってから始めたのでは間に合わない可能性が高いので、早めに買って取り組んでおいた方が良いです。

 

万が一抽選に通らなかったとしても、「聞き取り」と「図形」は子供の基礎能力を向上させますので、お子さんにとって絶対に無駄にはなりません。

 

 

 

 

筑波の2次試験の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

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