三井住友銀行に、土地活用の融資の相談に行ってきました。
結論から言いますと、積算(担保)が足りなくて、審査前に担当の方からお断りされました。
三井住友銀行の査定水準を聞いてきましたので、ご紹介します。
面談の経緯
実家の近くにある三井住友銀行の支店に連絡しました。
受付の方に
おとうふ
と訪ねました。
受付の方から、「当行と取引ありますか?」と聞かれましたので、口座番号を伝えたところ、担当の方から折返し下さることになりました。
翌日、担当の方から折り返し電話を頂き、
「サラリーマン向けの地方一棟物件を買うとかは融資していませんが、土地活用でしたらフルローンの融資も可能です」
と言っていただいたので面談することになりました。
三井住友銀行の査定
三井住友銀行は、収支と積算で査定評価を行うとのことでした。
どちらも満たしている必要があるそうです。
収支評価
収支は以下の条件のストレスをかけてシミュレーションを行うそうです。
- 金利:4%
- 満室率:80%
- 家賃:設定家賃の80%
- 管理料:10%(サブリースある無し関係なく)
サブリース無くて、管理料が3%とかの人でも、管理料は一律10%で計算するそうです。
今回持っていった土地活用のシミュレーションで、収支はストレスかけても大丈夫そうですと言われました。
積算評価
積算は、三井住友銀行の協力会社(積水ハウス等)だと以下の金額で評価するそうです。
・重量鉄骨:20万円/平米
・RC:24万円/平米
三井住友銀行の協力会社でない、一般的な建設会社や工務店では上記金額から下がるので、積算が出にくいみたいです。
今回、積算が総投資額の18%ぐらい足りませんでした。
そのため、このままでは融資が厳しいので他の担保(副担保)を入れることは可能かと聞かれました。
残念ながら、副担保や頭金を入れることは難しいので、今回の融資はお断りされました。
現在の建築費から考えると、容積率をある程度消化すると積算は不足するので、積算で評価されると厳しいです。
その他
その他、担当の方と話したことを箇条書していきます。
・最近は建築費の高騰から、土地活用でも10%超えの案件は無く、持ち込まれる案件は表面利回りで7〜8%程度がほとんどとのこと。先日6%台というのもあった。
・金融資産1億円程度あって、その他の取引も今後見込める人を対象に融資をしているとのこと。その他の取引は、相続が関わる人であれば保険など。
・最近はコロナ融資も落ち着いてきたので、少し不動産の間口も空きつつあるが、以前厳しい状況である。
三井住友銀行への融資の相談の記事は以上になります。
今後は、銀行に相談する時は、積算足りなくても、収支でOK出してくれるところを探すしかなさそうです。
おとうふ
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