ラストワンマイルで、株主優待の導入がされました。
株主優待は1株(端株)でも貰えることが、優待の内容もギフト券(金券)となっています。
優待利回り的にも50%と美味しいので、ご紹介します。
※2023年10月18日、追加IR(個人情報入力必須)がリリースされたので追記しました。
ラストワンマイルが株主優待を導入
2023年10月13日、ラストワンマイルが株主優待の導入を発表しました。
株主優待が貰える条件
株主優待を貰える条件ですが、①1株以上保有、②2期連続同一株主番号が確認できること、③当社へメールアドレスをご教示いただけることの3つが必要になります。
①1株以上保有
②2期連続同一株主番号
③メールアドレスの提示
1株(端株)で株主優待が貰えるのは良いですね!!
また、2期連続同一株主番号とのことですが、1期が半年なので、2期は1年になります。
そのため、最低約半年以上継続保有すれば株主優待を貰えるということになります。
(例:2024年2月確認分の贈呈の場合、2023年8月末日時点の株主様名簿と2024年2月末日時点の株主様名簿両方で当社株式の保有が同一株主番号で確認できる株主様)
引用:ラストワンマイルIR
ラストワンマイルは、2月末、8月末が権利確定日なので、2023年10月に端株を購入したとすると2024年8月末から貰うことが出来るようになります。
1期目:2024年2月末 優待:×
2期目:2024年8月末 優待:◎
3期目:2025年2月末 優待:◎
株主優待の内容
株主優待は、1株で1,000円分のギフト券が貰えます。
2月末と8月末が権利確定日で、株主優待は年2回貰うことが出来ます。
つまり、1株保有で年間2,000円もギフト券を貰うことが出来ます。
ラストワンマイルの株価ですが、10月13日のPTS(夜間取引)で3,975円となっています。
1株約4,000円で年間2,000円のギフト券が貰えるので、優待利回りは50%になります。
配当は0円なので、株主優待が貰えるもののすべてとなります。
ギフト券とは
追加IRで、ギフト券はAmazonギフト券(コードタイプ)と指定されました。
肝心のギフト券の内容ですが、どのような内容かが重要です。
自社ギフト券とかでしたら、意味がありませんので。
ここは問い合わせが殺到したとのことで、公式アカウントから回答されています。
クオカードかAmazonギフト券と想定しているそうです。
本日IR公開した株主優待の件で、ギフト券の内容について決算説明会で回答予定でしたが、お問合せが殺到しているため、ポストさせていただきますm(_ _)m
現時点では、クオカードやAmazonギフト券等の株主のみなさまが幅広く利用できるギフト券を想定しております。…
— 株式会社ラストワンマイル IR/広報担当 (@LastOneMile9252) October 13, 2023
クオカードは先方の発送コストがかかってくるので、ないのではないかと思いますし、クオカードは余っているので出来れば避けてほしいです…
株主優待を貰える条件として「メールアドレスの登録」となっていたので、メールで送ることのできる「Amazonギフト券」や「QUOカードPay」等の、電子マネーが本命といったところではないでしょうか。
追加IR
2023年10月18日に追加のIRが出されました。
それによると、これまでメールアドレスの提示で良かったのが、
「当社が用意する入力フォームに、当社が必須とする項目を全てご入力いただけること」
と変更になっています。
Amazonギフト券の受け渡しでしたらメールアドレスだけで良いので、それを変更してきたとなると確実に個人情報の入力が必要になってきますね。
先方の株式を購入していますので、住所、名前は分かると思いますが、恐らく「電話番号」の入力が必要になってくると思っています。
四季報に「電力・ガス料金、宅配水など複数サービスを取次販売。引っ越し時に顧客開拓、電話営業に強み」と記載されていますので。
株主優待で得た電話番号を基に、電話営業を行っていくということではないでしょうか。
2024年2月優待の時には、これまで株式を保有していた投資家から、どのような入力項目が要求されたか情報が出てくるのではないでしょうか。
その時に、個人情報の利用目的とかも記載されていると思うんですよね。
それを見てから、その後の保有を考えようと思います。
ただ、端株を購入して株主優待を取りに行くような人は、私を含めてまず乞食ですので、電話先のリストとしては何の役にも立たないと思うのですよね。
ラストワンマイル(電話営業に強み) VS 乞食 という構図になります。
優待を貰うためには保有期間の制限が入っているので、まずは買っておき、様子を見たいと思っています。
購入するかどうか
私は、ラストワンマイルの端株を、家族全員分で購入します。
家族全員分、ラストワンマイルの株は買いました。
1株4,000円で株主優待が1年間で2,000円もらえるので、2,000円以下にならなければ儲かりますので。
そして、2年間株主優待が貰えたら、株主優待は4,000円もらえて、投資金額の4,000円を回収できます。
1株4,000円と少額の投資なので、優待貰えなくて倒産しても4,000円損するだけですので。
リスクを考えるとすると、①株主優待の廃止と②株価の下落があげられます。
①株主優待の廃止
株主優待の廃止は、結構濃厚だと思うんですよね。
会社側が、乞食の人数を甘く見ていると思うので、1回か2回優待実施で廃止ということは十分あり得ると思います。
Twitterで「あやさん」が指摘している通り、株主優待の支払いだけで利益がふっとびますから。
以前1株優待実施した東京日産コンピュータシステムは株主数2千人弱から7.5万人以上に増えましたね。
7.5万人に1000円配ったら7千500万ですけど大丈夫?
御社の経常利益2.4億ちょっとでしたよね??? https://t.co/WNMJhkCwLt— あや (@aya_kabu) October 13, 2023
7,5万人に優待1,000円で7,500万円(半期)、通期だったら優待2,000円なので1億5千万円になります。
24年8月期の予想で、経常利益が2.6億円となっているので、そのうちの1.5億円が株主優待で吹っ飛ぶと、残りは1.1億円程になります。
既にこの案件はTwitterでお祭り騒ぎになっていますので、相当な人数が買ってくると思います。
株主優待のせいで利益が吹っ飛ぶとなると、経営側も株主優待を廃止や改悪をしてくる可能性は十分ありますね。
またIRでは、優待の内容のことを言っているのか、優待金額のことを言っているのかわかりませんが、「ご優待の内容は変更となる場合もございますので予めご了承ください」と記載されています。
ここの会社の大株主は、プレミアムウォーターというウォーターサーバーの会社なのですが、そこのギフト券とかに変更されたら最悪ですね(;^_^A
②株価の下落
株価の下落もリスクになってきます。
以前、端株でお祭り案件となった「東京日産コンピュータシステム」は、550円の株価に対して株主優待は500円のQUOカードPayだったので、1回株主優待を貰えば株価が下落してもほぼ損が無いような状況でした。
今回については、4,000円の株価に対して、1回(半期)で1,000円の株主優待なので、「東京日産コンピュータシステム」とは優待利回りが異なります。
そのため、1回で株主優待が廃止され、株価も3,000円以下になっていたら、優待を貰っても損になりますね。
ラストワンマイルの株価ですが、2023年当初は700円前半でした。
それが、今の大株主のプレミアムウォーターが1株788円でTOBをし、その後株価がどんどん上がっていき、現在(4,000円)にいたります。
1年たたずに700円から4,000円程度になったことを考えると、結構株価動きますね。
ちなみに、10月13日に発表された決算発表によると、過去最高益を更新していましたので好調ですね。
ラストワンM、今期経常は21%増で7期ぶり最高益更新へ
2023/10/13 15:00ラストワンマイル <9252.T> [東証G] が10月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年8月期の連結経常損益は2億4300万円の黒字になり、24年8月期の同利益は前期比20.6%増の2億9300万円に伸びを見込み、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である6-8月期(4Q)の連結経常損益は7900万円の黒字(前年同一期間は3000万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同一期間の-1.4%→3.3%に大幅改善した。
引用:株探ニュース
PER、PBRは高めですが…
ラストワンマイルの株価が年初の水準ぐらいまで下落したら、結構キツイですね。
まとめ
ラストワンマイルは株主優待を導入し、1株保有でギフト券が貰えるようになりました。
1株4,000円程度で、年間2,000円(1,000円×2回)もらえるので、優待利回りは50%程となります。
2年間株主優待が貰えれば、投資金額を株主優待で全額回収できることになります。
ただし、株主優待が廃止される可能性は高く、株価が下落して損して終わる可能性もあります。
以上、ラストワンマイルの端株優待の紹介でした。
おとうふ
かなりきな臭くなってきたのか優待発表前より
下げちゃいましたね…
さわさん
こんにちは(^^♪
きな臭いIRのせいで、株価下げてきましたね…
このまま持つしかないですが(;^_^A