小学1年生の子供が、SAPIX(以下、サピックス)の入塾テストに合格しました。
サピックスの入塾テストの結果や、これまで子供が勉強してきたこと等を紹介します。
サピックスに子供を通わせようと考えている方の参考になれば幸いです。
この記事を読んで欲しい方
・サピックスの入塾テストを受けようと考えている方
・サピックスに子供を通わせようと考えている方
テスト結果
サピックスに通うためには、サピックスの入塾テスト(3,300円)を受ける必要があります。
子供はまだサピックスに通わない予定ですが、1年生の夏期講習を受講するためにサピックスの入塾テストを受けてきました。
テスト結果は以下の通りです。
・算数:100点:偏差値68
・国語:86点:偏差値58
・2科目計:186点:偏差値64
国語より算数の方が得意な子供なので、算数と国語のバラつきは妥当だと思います。
ただ、算数で満点を取ってきたのには驚きました。
このテストはあくまでも入塾テストですので、既に在籍しているサピックスの生徒が受けるテストではありません。
そのため、基本問題が多く難問等は出てきませんし、偏差値も全くあてにはなりません。
実際、上の子供は新小4のタイミングでサピックスの入室テストを受けて偏差値67でした。
そして、SAPIX在籍中のテストでその偏差値を超えることは1回もありませんでした・・・
入室基準点は110点でしたので、今回は合格することが出来ました。
続いて、これまで子供が勉強してきたことをご紹介します。
勉強してきたこと
子供がこれまで勉強してきたことをいくつかご紹介します。
図書館に連れていく
本好きな子供に育って欲しいと思い、図書館に毎週連れて行っています。
そこで、自分で読めそうな本や、読んで欲しい本を子供が選んで借りています。
以前、親が良いと思った本を子供に渡していたら子供が本嫌いになってしまったという悲惨な過去がありましたが、図書館に行って自分で本を選ぶようになってからだんだんと本を読むようになってきました。
最近までは自分で本を読むことも出来ませんでしたが、やっと幼稚園の時に買っていた福音館の本を自分で読めるようになってきて、今は図書館で字が凄く大きな本を借りて楽しく読んでいます。
我が家の子供は小さい頃から字を覚えるのが苦手ですし、また読解力がかなり不足していました。
問題文を読んでも、問題自体が理解できないという事が多々あります。
読書を通じて、楽しく読解力を高めていって欲しいと思っています。
また、小学生になっても読み聞かせを続けるのは良いですよ。
公文式
年長の2月から公文式を習い始めました。
公文では、国語と算数を習っていますが、毎日10枚ずつプリントをやっています。
上の子ほど大変ではないですが、それでも子供を毎日机に座らせるのはなかなか大変です。
我が家の子供の場合は、公文で習っただけで理解して、一人で進められるということばかりではないので、親が隣に座って教えることも多々あります。
親が見ていないときの国語の文章題では、恥ずかしくて見せられないレベルの珍回答のオンパレードです・・・
特にコロナの影響で、くもんの教室には通っていないので親の出番が多くなっています。
公文は上の子供も3年間習いましたが、毎日勉強する習慣や基礎が身に付くのでおススメです。
親にとってはかなり大変ですが・・・
サピックスの参考書
サピックスの入室テストで算数で満点が取れたのも、このサピックスの参考書のおかげだと思っています。
サピックスの入室テストの算数は、最後の問題が長い文章題だったので、読解能力が無く問題文を理解するのが苦手な我が子が解けたのが不思議でした。
問題文の意味がわからず、四谷大塚の入塾テストも落ちたほどのレベルですし、
小学校のテストでも文章題の意味を取り間違えて珍回答を出すレベルですので、
入室テストの最後の問題を理解して答えられたのではないと思っています。
恐らく、このサピックスの問題集をやっていたおかげで、サピックスが出す算数の問題文に対する考え方が何となく身に付いていて、何とか正解できたのだと思います。
※公文は計算問題が主体で、文章題は1行レベルのものしか出ません。
サピックスの入室テストでは、サピックスの授業についていけるだけのレベルが問われているわけですから、ここは理解していて欲しいという問題が出ているはずです。
そのため、サピックスの入室テストを受けるのでしたら、サピックスが出している参考書は最低限解いておいた方がまずは良いと思います。
その方が、入室後の授業もスムーズに理解することが出来るのではないでしょうか。
また、夏期講習を受講後にサピックスの先生からフィードバックがありましたが、「きらめき算数脳やっているのですか?」と聞かれましたので、「きらめき算数脳」は結構やっている生徒が多いと思われます。
参考書の対象年齢は、入学準備~小学1年生となっていますので1年生でしたら十分理解できると思います。
私は、コロナの影響で子供の小学校が休みの間に取り組みました。
中身はオールカラーになっていて、キャラクターが出てきてとても分かり易いです。
左ページが例題になっているので、そこを子供と一緒に解き、右側の問題は子供一人で解かせていました。
問題も、色を塗ったりシールを貼ったりして解答していきますので、子供も楽しみながら取り組むことが出来ます。
首都圏難関中学合格実績 No.1のサピックスがおくる幼児(~小学1年生)のための学習ドリル。
思考力を鍛えるためには幼児期から良問に触れることが大切です。
本書は、シールを貼ったり色を塗ったりしながらいつの間にか考える力が身につくよう工夫されたドリルです。
本書は「かず」と「りょう」をテーマに、迷路やさいころ遊びの延長線上で解けるようになっています。
ぜひ親子で楽しんでください。問題を解くと、以下のような力が身に付きます。
・たしざん
・順列
・数の大小
・数の順番
参考書で2,000円は少し高いなと思いましたが、シールを貼ったり遊びの延長で思考力を鍛えることが出来るのでおススメです。
私は両方買いましたが、どちらか一冊という事でしたら、「かず・りょう」の方が取り組みやすいと思います。
サピックスの入室テストで上位クラスを目指すのであれば、「ずけい・いち」もやっておいた方が良いと思います。
サピックスの口コミを見ていると、小学校のテストは満点を取ってくるのに入室テストは落ちたというお子さんを結構見かけます。
うちの子は逆で、小学校のテストは満点取ってこないことも結構ありますが、入室テストには合格しています。
地頭的には前者の方が間違いなく良いはずなので、結局は学校以外の参考書をやったかどうかが入室テストの結果に表れているだけであり、参考書は何かしらやっておいた方が良いと思います。
幼いうちに入室テストに不合格になって、子供が自信を失くしてテストや勉強が嫌いになってもいけませんし。
「小学1年生のサピックスの入室テスト」の記事は以上になります。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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