ジーテクトが株主優待の内容を改悪しましたので、ご紹介します。
私はジーテクトの株式を保有しているので、完全に気持ち(悪口)が前面に入った見苦しい記事内容ですのでお気を付けください。
株主優待の変更内容が鬼畜すぎて、正直優待廃止の方がマシな内容だと思いました。
ジーテクトの従来の株主優待
ジーテクトの株主優待は、QUOカードになります。
最初の1年目は株主優待を貰うことが出来ませんが、1年以上保有するごとに段階的に魅力的な水準になっていきます。
100株以上、500株以上で優待の内容が異なります。
ジーテクトの株価は1,521円なので、3年以上100株保有した場合は優待利回りで2%と高利回りの銘柄になっていました。
※2023年5月13日時点の株価水準
今回、この株主優待が変更になりました。
ジーテクトの変更後の株主優待
変更後の株主優待は、以下の基準で貰うことが出来ます。
今まで100株以上で貰えていた株主優待の内容が、300株以上必要と変更されました ( ゚Д゚)
それも300株以上の保有で過去の保有期間を見に行くことになるため、100株で1年以上保有していた方は次回から株主優待を貰うことはできません。
今から200株買い増しして300株にしたとしても、来年の株主優待は貰うことはできません。
500株以上のところは1,000円ずつ優待金額を増額しているので改良ではありますが、完全に100株保有の投資家を狙い撃ちした鬼畜のような変更内容です。
最近の企業の流れとして、優待を廃止して配当金で還元するという流れは理解できるのですが、今回のように優待は続けるけど一部の投資家だけ狙い撃ちにしている内容は印象が良くないです。
私はまだジーテクトの株式を購入したばかりですので、ダメージはほぼないです。
しかし、株主優待導入の2016年以来、これまでジーテクトの株主優待の内容を信じて投資してきた個人投資家をバカにしているような内容ではないでしょうか。
やっと100株保有で3年以上保有認定されたと思ってたら、来年から貰えないなんて想像しただけで可哀想すぎます…
ジーテクトのHPで、ジーテクトの株主になるメリットとして「株主優待を受け取ることができる」と掲げていて、この仕打ちかと…
まあ、100株保有時の株主優待が美味しすぎたからメスが入ったのでしょうね。
せめて、100株長期で保有している株主が、200株買い増しして300株にした場合は救済措置があっても良い気がするのですが…
それすら無い変更内容だったので鬼畜すぎると感じました。
ここまでは、100株保有していた個人的なポジショントークで話してきましたが、今後の対応について記載していきます。
今後どうするか?
現在、私と妻で100株ずつ保有していますが、1,405円で購入しているので利益は出ている状態です。
優待変更の発表後、PTSでは▲5.65%の1,435円と暴落しています。
1,405円で購入していて、配当も貰えているので損なく売却することは可能です。
今後については、①売却するか、②300株まで買い増すか、③保有するか、の3つの選択肢がありますが、私は③のこのまま保有するを選びました。
売却ではなく、このまま保有を選んだ理由としてはジーテクトが高配当銘柄で、かつ連続増配の企業だからです。
ジーテクトの株価をPTSの1,435円と仮定した場合、配当利回りは4.04%と高利回りです。
年 | 配当 | 配当利回り |
2023年3月期 | ¥58 | 4.04% |
2024年3月期 | ¥60 | 4.18% |
高利回り銘柄だけでなく、毎年増配していますので今後も継続的な増配が期待できる銘柄です。
そして、2022年度(2023年3月期)は、配当性向は24.3%と低く、まだまだ配当の余力がある状況です。
株価の水準としても、PER、PBRともに割安な水準でもあります。
項目 | ジーテクト |
株価 | ¥1,435 |
配当(年) | ¥58 |
配当利回り | 4.04% |
1株利益 | ¥239 |
配当性向 | 24% |
PER | 6.01倍 |
PBR | 0.37倍 |
自己資本比率 | 57.1% |
優待内容が変更されて腹立たしいですが、高配当銘柄かつ割安なため、今後も保有していこうと思いました。
株主優待については、優待利回りが低いのでそれ目当てで買い増しをしなくても良いと思いました。
300株保有時の優待利回りが、3年以上保有しても0.7%程度です。
300株保有時 | 投資金額 | 優待金額 | 利回り |
1年以上 | ¥430,500 | ¥1,000 | 0.23% |
2年以上 | ¥430,500 | ¥2,000 | 0.46% |
3年以上 | ¥430,500 | ¥3,000 | 0.70% |
むしろ、株主優待で100株保有の個人投資家を狙い撃ちするような企業ですから、今後また優待の改悪か廃止をするのではないかと思うので、買いましはしません。
ジーテクトは株主優待を導入していない企業だと思って、100株×2名義で保有していきます。
以上、ジーテクトの株主優待の改悪内容の紹介でした。
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